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2020年10月31日

玄関にもこだわりを!注文住宅での玄関ドアの選び方をご紹介!



注文住宅をお考えの方で、玄関ドアをどんな形にしようか迷われている方はいらっしゃいませんか。
玄関ドアには種類がたくさんあり、選び方を知らないと選びにくいでしょう。
そこで今回は、玄関ドアの種類や選び方をご紹介します。
さらに、玄関ドアの素材や玄関ドアに採用すると暮らしが豊かになる便利機能についてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

 

□玄関ドアの種類


玄関ドアといっても形状によっていくつか種類がありますが、大きく分けると開き戸と引き戸の2種類に分けられます。
ここでは、開き戸と引き戸に分けて玄関ドアの種類をご紹介しますので、玄関ドアを選ぶ際の参考にしてみてください。

 

*開き戸


開き戸は、片開きドア、両開きドア、両袖ドア、片袖ドア、親子ドアの5つの種類があります。

まず、一番使われているドアとして有名なのが片開きドアです。
片開きドアは価格もお手頃で標準仕様として使用されているケースが多いのが特徴でしょう。
見た目がシンプルなため、デザインと色味がそのまま家の外観に反映されます。
そのため、いかに外観に合ったデザインを選べるかが大切です。

次にご紹介するのは、片開きドアの横に大きなガラスが入った片袖ドアです。
ドアの横のガラスから十分な光が入ってくるので、明るい玄関にしたい方におすすめです。
もちろん、窓でも代用は可能なので、間取りと外観のデザインを見ながら決めると良いのではないでしょうか。

また、片袖ドアに加えて左右の両サイドに固定式の窓が設けられている両袖ドアは、片袖ドアよりも多くの自然光を室内に取り込めます。
自然光を多く取り入れると冬は太陽光で暖かく過ごせますし、太陽光の明るさで日中は照明なしでも過ごせますので、光熱費の節約にもつながるでしょう。

最後に、玄関ドアは絶対両開きが良いという方は、両開きドアを選ぶことをおすすめします。
両開きドアは、開口部の広さがメリットで、大きな荷物を玄関から中に入れる時に非常に役立ちます。
また、独特な形状をしているため、住宅に重厚感を与えられます。
重厚感のある住宅に住みたいという方にもおすすめです。

 

*引き戸


引き戸は、片引きドア、両引きドア、引き違いドアの3種類に分けられます。

片引きドアとは、片側のみが開閉するタイプのドアを指します。
片引きドアはそこからまた、屋外側をドアがスライドする外引き込みタイプと、室内側をドアがスライドする内引き込みタイプに分けられます。
好みによってドアをスライドする面が選べるのは、嬉しいポイントですね。

次にご紹介するドアは、2枚の扉がそれぞれ開閉する両引きドアです。
玄関周りに十分なスペースがある場合は、左右どちらにも扉を収納できる両引きドアを選ぶと良いでしょう。

最後にご紹介するドアは、引き違いドアです。
こちらは、片側を反対側に重なるようにスライドすることで、開閉するドアです。
扉の数は2枚建てがスタンダードですが、開口部をさらに広く設けられる4枚建てのものもあります。

 

□金属製ドアと木製ドアの違い


玄関ドアは開き勝手でも大きく開き戸と引き戸の2種類に分けられますが、実は素材でも金属製ドアと木製ドアの2種類に分けられます。

 

*金属製玄関ドア


金属製玄関ドアの最大の特徴は、さまざまなデザインの中から好みのものを選べるということです。
金属を活かしたデザインも選べますし、木製ドアに見えるようなデザインのものもあります。

家の外観に合わせて幅広いバリエーションの中から、玄関ドアのデザインを選べると家づくりの楽しみも増えるのではないでしょうか。
金属製のものから玄関ドアを選ぶ際は、家の外観に合うかだけでなくあまり安っぽく見えないものを選ぶことも重要なポイントです。

 

*木製玄関ドア


言葉の通り、木製の玄関ドアには木がそのまま使われています。
木がそのまま使われているので、木にしか出せない独特な風合いを楽しめることが木製ドアの最大の特徴です。
ナチュラルさを演出したい方は、木製の玄関ドアをおすすめします。

ただし、木製ドアは木を使用しているため、傷がつくと目立ってしまうことが多いです。
一方で、傷がついたからといって劣化して見えるわけではありません。
木製のドアにとって傷はマイナスになるのではなく、むしろその傷も味と感じられます。
月日が経つとともに味が出る魅力は、金属ドアにはない魅力です。

 

□注文住宅での玄関ドアの選び方


玄関ドアの選び方としてまず大切なのは防犯性です。
防犯性を意識するうえで、重要になってくるのは玄関ドアの鍵の種類です。
近年、注目を浴びている鍵の中に電子錠があります。
電子錠には電池錠タイプのものと電気錠タイプのものがあります。

電池錠は、ICカードをかざすものやリモコンキーを携帯している時にボタンを押すだけで施錠できるものなどがあります。
電気錠の場合、リモコンキーを身につけて近づくだけで施錠できるものやドア本体と接続して操作するものなどがあります。
実際に両方のバージョンで使い勝手を確認してから選ぶと良いでしょう。

次に、間取りや広さに適したドアを選ぶようにしてください。
例えば、玄関スペースがあまり確保できない場合、開け閉めできるタイプのドアだと不便です。
この場合横にスライドさせる引き戸を選ぶのが良いでしょう。

他にも、外観に合わせたデザインや色選びが大切です。
玄関ドアは外観の印象を大きく左右するものなので、慎重に考える必要があります。
外壁と同じ色合いを選んでドアを目立たせないこともできますし、外観のアクセントにするためにあえて違う色を選ぶことも良いのではないでしょうか。

 

□玄関をより快適にする機能


玄関は毎日使用するスペースですので、デザインだけでなく機能面にもこだわりたいですよね。
ここでは、デザインとしてだけではなく玄関の環境を向上させる機能を5つご紹介します。
必要に応じて皆さんの玄関ドアにも取り入れてみてくださいね。

1つ目は、網戸付き採風ドアです。
住まいの中でも、玄関はトイレの次に臭いがこもりやすい場所と言われます。
さらに、梅雨の時期や夏場は臭いだけでなく湿気もこもりやすく、下駄箱がカビの温床になってしまうというケースも。

玄関ドアを開ければ換気はできますが、防犯面においても心配ですし虫が侵入してくる恐れもあります。
その際に採風タイプの玄関ドアを取り付けると、ドア本体に設置された網戸付きの窓から風を取り入れられるので、ドアを閉めた状態でも換気が可能です。

2つ目は、採光窓付きドアです。
日中は照明に頼らず明るさを確保したいですよね。
しかし、方角や窓のサイズ制限によって玄関に十分な自然光を取り入れられないこともあります。

そのような場合は、玄関ドアを採光窓付きのものにしてみましょう。
窓ですが中の様子は見えにくく、防犯面でも安心できる作りになっています。

3つ目は、断熱性の高いドアです。
実は玄関ドアは、壁よりも出入りする熱の量が多いため断熱性をより重視しなければなりません。
断熱性が低い場合は、急激な温度差によってヒートショックを起こしてしまうことも。

断熱性を高めておくことは健康面への配慮としても必要ですが、電気代も抑えられ家計にもメリットがあります。
省エネが重視されるこの時代だからこそ、断熱性が高い玄関ドアを取り入れ、家族の健康にも環境にも優しい家にしてみませんか。

4つ目は、家を守る防火ドアです。
都市計画法において防火地域や準防火地域に指定されているエリアは、防火ドアの設置が義務付けられています。

防火ドアは災害への備えとしてももちろん役立ちますが、設置が絶対条件になっている場合もあるので、事前に自宅のエリアが防火地域や準防火地域に入っていないか確認しておきましょう。

5つ目は、スマートキーです。
新築の家では定番になりつつあるスマートキー。
スマートキーとは車のキーレスのように、玄関ドアもリモコンやカードをかざすだけで鍵の開け閉めができる機能です。

利便性が高いのはもちろん、鍵穴がカバーで隠れているためピッキングの被害に遭う心配がありません。
ただし、スマートキーは木製のドアや引き戸にはほとんど対応していないので、スマートキーにしたい方はドアの素材を選ぶ段階から注意が必要です。

 

□まとめ


今回は、玄関ドアの種類や素材、選び方をご紹介しました。
玄関ドアは種類が多いですが、玄関の間取りや広さに応じて選ぶと良いでしょう。
また、玄関ドアは外観の印象を決める重要な要素なので、どんな雰囲気にしたいかを考えてデザインや色を選んでみてください。
当社は伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅の販売を手掛けております。
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