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2020年11月16日

注文住宅でアイランドキッチンを選ぶメリットをご紹介します


注文住宅をお考えの方で、キッチンの間取りでお悩みの方はいらっしゃいませんか。
一口に「キッチン」といっても様々な形状があるので、キッチンの間取りを考える際には、どんな種類のキッチンを選ぶかが重要になります。
そこで今回は、キッチンの種類の中でもアイランドキッチンを選ぶメリットをご紹介します。
アイランドキッチンの特徴やメリットを把握して、理想の家づくりに役立ててください。

 

□アイランドキッチンを選ぶメリット


アイランドキッチンのアイランドとは島を意味し、調理スペースやシンクなどが島のように
独立しているキッチンを指します。
アイランドキッチンの特徴として開放感があることが挙げられます。
開放感によってどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず、1つ目に複数人で料理できることが挙げられます。
これは、キッチンの左右に空間があるアイランドキッチンの魅力です。
複数人が料理の作業をしていてもお互い邪魔にならないため、大人数で調理することも
楽しみたいという方にはおすすめでしょう。

2つ目に、コミュニケーションが取りやすいことが挙げられます。
アイランド型であれば、キッチンから全体が見渡せるため、リビングやダイニングにいるご家族と
コミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。
料理しながらでもお子様の様子を見たいという方には、おすすめでしょう。

 

他のメリットとして、自由な空間設計ができることが挙げられます。
例えば、カウンターを別に設け、そこで食事をとることも可能なスペースをつくることで
おしゃれな空間を演出することができます。



 

□アイランドキッチンは他のキッチンと何が違う?


アイランドキッチン最大の特徴は、キッチンと壁がくっついていないことです。

いわゆる「キッチン」といえば、I型やL型のキッチンが代表的ですが、これらのキッチンは壁にべったりとくっついているのが特徴です。
そのため、キッチンにいると、他の部屋を確認できない問題点があります。
特に、小さなお子様がいらっしゃると、料理中に何をしているのか把握しづらく、ついつい
料理に気が向かなくなってしまいます。

それに対して、壁に面していないアイランドキッチンは、お子様の様子をいつでもチェックできるので安心です。

また、同じ対面式のキッチンとしては「カウンターキッチン」がありますが、こちらもキッチンの一部が壁に面しているのが特徴です。
一方で、アイランドキッチンは壁から完全に離れた位置にあるため、閉鎖的な空間にならず、明るく開放的なキッチンを叶えられます。

 

□使いやすいアイランドキッチンにするポイント


アイランドキッチンには、収納スペースが少ないこと、調理中の音やにおいが充満しやすいといった
デメリットもあります。
そのため、使いやすいキッチンにするには、これらのデメリットを解決する必要があります。
収納が少ないという点に関しては、キッチンの壁に収納スペースを設けることで解決できるでしょう。
壁面収納は、作り方や見せ方によってはおしゃれさを際立たせてくれます。

また騒音問題は、音が静かな工夫が施されている換気扇や、シンクを選べば抑えられるでしょう。
換気扇も稼働音が静かなタイプであれば、そこまで音は気になりません。
臭いに関しても、こまめな換気で軽減できます。
調理している間は換気扇を回し続け、それでも臭いが気になる場合は、窓を開けるなどの対処をすれば
解決できるでしょう。

 

□注文住宅のアイランドキッチンの間取りを決めるポイントとは?


ここでは、アイランドキッチンの間取りを決める時に意識してほしい、6つのポイントについてお伝えします。
これらのポイントを事前に把握しておくことで、より使い勝手の良いキッチンを実現できるので、しっかり押さえておきましょう。

1.周囲の広さを考える

アイランドキッチンはその特性から、周囲に十分な通路スペースを確保する必要があります。
ただし、スペースをとりすぎると他の部屋が狭くなってしまうため、目安としてはキッチン周辺に80~100cm程のスペースを用意しておきましょう。

2.収納方法を考える

アイランドキッチンのデメリットの1つとして、収納を確保しづらいことが挙げられます。
キッチンは食品から食器・調理器具まで、たくさんのものを収納する必要があるので、十分な収納スペースを確保する必要があります。
そのため、リビング側に収納を作ったり、キッチンのそばにパントリーを作ったりして、足りない収納を補いましょう。

3.油の飛び跳ね対策

他の部屋と直接つながるアイランドキッチンでは、油跳ねの対策をしっかりしておかなければいけません。
コンロの前に油ハネガードを設置したり、周囲の床には油や水に強い素材を使ったりして、お手入れがしやすいように工夫しましょう。

4.動線を確保する

毎日使うキッチンでは、動線の効率を良くして、ストレスなく料理ができる環境を整えることが大切です。
キッチンの動線を考えるうえでは、シンク・コンロ・冷蔵庫を三角形に配置すると、移動に無駄がなくなるので覚えておきましょう。

5.他のスペースとのバランスを考える

アイランドキッチンはかなり存在感が出るので、他の部屋とのバランスを考えて作ることが大切です。
キッチンを広く作りすぎてしまうと、生活の中心となるリビングやダイニングが圧迫されてしまうので気を付けましょう。

6.臭い対策

開放的なアイランドキッチンでは、仕切りがないため、他の部屋に臭いが伝わってしまう恐れがあります。
そのため、パワーの強い換気扇を導入して、万全な臭い対策を施しておきましょう。
換気扇の音を懸念されている方は、静音タイプの換気扇を選んでください。

 

□注文住宅のアイランドキッチンを失敗しないためには?


ここからは、アイランドキッチンでの失敗を避けるために、アイランドキッチンで良くある失敗例とその対策法についてお伝えします。

 

*リビングが狭くなってしまう


アイランドキッチンで最も多い失敗は、キッチンにスペースを取りすぎて、リビングが圧迫されてしまうことです。
ただし、逆に十分なスペースがないと料理がしづらくなってしまうので、80〜100㎝を目安にして通路スペースを用意しましょう。

 

*想像以上に掃除が大変


広くフラットなアイランドキッチンでは、少しでも気を抜くと、荷物があっという間に散らかってしまいます。
生活感の無さもアイランドキッチンの魅力の1つなので、シンクからできるだけ近い距離に収納棚を設けましょう。

 

*料理中の手元が丸見えで手抜きができない


アイランドキッチンは開放感が売りであるために、丸見えのキッチンが逆にストレスになる事もあります。
日常生活ではそこまで問題がなくても、客人を招いたり親戚で集まったりしたときに、調理中の手元を見られるのは少し恥ずかしいですよね。
ある程度のプライバシーを確保するためには、手元が見えない程度に腰壁を設置して、目隠しを作っておきましょう。

 

*コンセントが使いづらい


キッチンは、冷蔵庫や電子レンジなどの普段使いする家電から、ミキサーやフードプロセッサーのような特定の料理に使う調理器具まで、たくさんの電化製品を使う場所でもあります。
そのため、注文住宅でアイランドキッチンを取り入れる際には、必要なコンセントの数と、どこにコンセントを配置するのかについて細心の注意を払ってください。

 

□まとめ


今回は、キッチンの種類の中でもアイランドキッチンを選ぶメリットをご紹介しました。
アイランドキッチンは、開放感があるという特徴をメリットだと感じる方におすすめのキッチンです。
また、開放的であるが故のデメリットもありますが、工夫や対策をとれば使いやすいアイランドキッチンに
なるでしょう。

キッチンの間取りでお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
当社は蓮田市で注文住宅の販売を手掛けております。
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