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2020年11月24日

お住いの収納で気をつけたいポイントをご紹介します!


収納スペースをどう確保しようか迷われている方はいらっしゃいませんか。
家族で住む場合だと特に、収納スペースをできるだけたくさん確保したいですよね。
しかし、暮らしやすい生活を実現するためには、収納量以外にも意識しておきたいポイントがたくさんあります。
そこで今回は、収納で気を付けたいポイントやおすすめの収納スペースをご紹介します。
最後に、失敗例とその対策についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

□収納の考え方


まずは、使いやすい収納を設置するために、考えておきたいことをご紹介します。

収納スペースを作るうえで大切なのは、奥行きや広さではなく壁面積です。
理由としては、奥行きがありすぎても、取り出しにくいというデメリットが生じるからです。

収納スペースにおいて使い勝手の良さは大切なことなので、できるだけ床面積ではなく壁面積を見て
いかに取り出しやすいかで収納スペースを決めると良いでしょう。
もちろん収納したいものによっては、奥行きも考える必要があります。
よって、基本は壁面積で収納スペースを考え、収納したいものに合わせて奥行きを計算することが大切です。

また、将来のライフスタイルに合わせて物を小分けにしておくと、収納で後悔しにくくなるでしょう。
大型収納スペースに物を入れ込みすぎると取り出すのが面倒になり、ただの物置きになるケースがあります。

さらに、生活動線を踏まえて収納スペースを確保できると、使いやすさが格段に変わります。
必要なときに必要なものがすぐに取り出せることが理想なので、収納スペースを作る際は、この収納スペースを
使うタイミングがどんな時かを想像しながら考えられると、失敗しない収納づくりができます。

 

□おすすめの収納スペース


ここでご紹介したい、おすすめの収納スペースは以下の5つです。
・ウォークインクローゼット
・シューズインクローゼット
・壁面収納
・階段収納
・パントリー

それぞれの特徴や魅力についてご紹介します。

1.ウォークインクローゼット
まずご紹介するのは、ウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットを設置することで、収納スペースが大幅に拡大します。
十分なスペースを確保できれば、衣替えをする手間も省けるのでお得でしょう。
出かける際に必要な衣類や小物などを一緒に収納しておくことで、準備がスムーズになるというメリットもあります。

2.シューズインクローゼット
シューズインクローゼットを設置することで、玄関のごちゃつきを減らし、すっきりと見せることができます。
靴だけでなく、キャンプグッズを収納することもできるため、靴が好きな方はもちろん、アウトドアの趣味を持つ方にもおすすめの収納です。

3.壁面収納
リビングやキッチンの壁面を活用した、壁面収納もおすすめの収納方法です。
壁面収納は、床から天井まで壁全面を収納にすることで、収納スペースを確保するだけでなく、すっきりした印象を与えてくれます。
見せ方を工夫すれば空間をおしゃれにできますし、取り出しやすいのも魅力の1つでしょう。

4.階段収納
階段収納を導入すれば、スペースを節約しながら家全体の収納量を増やすことができます。
今後何十年も住み続ける家なら、収納量はできるだけ多く確保しておきたいですよね。
こちらは、特にお子様の多いご家庭におすすめの収納と言えるでしょう。

5.パントリー
キッチンであれば、パントリーと呼ばれる収納スペースを作ることをおすすめします。
台所仕事に必要なものをストックしておくことや、長期保存がきく食材や飲料を入れておく場所としてパントリーを作ると良いでしょう。

 

□場所別!収納選びのポイント


家の場所によって、適した収納の種類や設置のポイントは異なります。
そこでここでは、各場所について、収納選びのポイントを解説します。

1.玄関
自分の持つ靴の量を把握し、それに見合った収納量を確保するのはもちろん、傘や自転車、キャンプグッズなどをおけるスペースを確保することで、生活におけるストレスを大きく改善できます。
玄関におきたいものが多くある方は、シューズインクローゼットを設置するのもおすすめです。

2.リビング
リビングはできるだけ簡単に、片付けができるように収納を確保しておく必要があるでしょう。
先ほど紹介した壁面収納や階段収納だけでなく、簡単にものを収納できるボックスなどを用意しておくのもおすすめです。
他にも、掃除機をさっと収納できるように、スペースやコンセントを確保しておくことも重要です。

3.キッチン
生活感を出したくないという方は扉のついた収納が、さっと簡単に片付けたいという方には扉のない収納がおすすめです。
他にも、パントリーを設置すれば、何があるか一目でわかるため、賞味期限切れや買いすぎ・買い忘れを防ぐことも可能です。
収納量も格段に増やせるため、キッチン収納におすすめです。

4.寝室
最近は、寝室にウォークインクローゼットを作る方も多いです。
中に棚などを入れる予定の場合は、事前にきちんとサイズを測っておきましょう。
スペースに余裕があれば、広めのウォークインクローゼットを作り鏡なども設置することで、身支度も簡単に済ませられます。

5.洗面所
将来の生活をイメージして、タオルや着替え、洗面道具などを取りやすい位置に設定しましょう。
また、洗濯動線も考慮し、洗濯物を干してしまうまでの流れがスムーズに行える造りになっていると便利です。

 

□収納スペースの失敗例と対策を4つご紹介!


住み始めてから収納スペースの設定に、後悔する方は多いです。
そこでここでは、計画段階、生活面の2つに分けて、その失敗例と対策をそれぞれ2つずつご紹介します。

 

*計画段階における失敗


1.パントリーの動線が悪く、家事の効率が下がる
キッチンから離れた場所、もしくは玄関から離れた場所にパントリーを作ってしまえば、そのメリットを最大限に発揮できません。
「キッチン」「パントリー」「玄関」はなるべく近くに設置することを意識して、間取り計画をすすめましょう。
最もおすすめなのは、玄関とキッチンの間にパントリーを設置することです。

2.シューズクロークのスペースが広すぎた
スニーカーや靴が好きな方、多く所有している方の中には、広いシューズインクローゼットに憧れを持つ方も多いでしょう。
しかし、居住空間をあまり広く確保できない方が広いシューズインクローゼットを確保してしまえば、他の場面で生活の不便さを感じてしまいかねません。
家全体のバランスを考慮し、最適な広さのスペースを確保するようにしましょう。

 

*生活面における失敗


1.土間収納の空気が循環しない
汚れたものや濡れたものを土間収納に保存していたら、湿気のせいか、カビが生え、すぐに荷物が傷んでしまったという方は多いです。
土間収納に限らず、収納スペースは空気の循環が少なく、湿気が溜まりやすいと言えます。
適切な場所に窓を設置したり、空気が流れる動線をつくったりと、換気スペースをしっかりと確保しましょう。

2.小屋裏収納への荷物の持ち運びが大変
小屋裏収納は、高さ1.4m以下と法律で決められています。
そのため、重いものや大きいものを収納すれば、前屈みで出し入れすることになり、腰を痛める可能性も。
収納は量だけでなく、使いやすさも考慮して選択しましょう。

 

□まとめ


今回は、収納で気を付けたいポイントやおすすめの収納スペースをご紹介しました。
収納スペースを作る際は、取り出しやすいことを第一に考え、収納したいものからおおよその幅や奥行き、高さを
計算しましょう。
収納スペースの作り方に困った際はぜひこの記事を参考にしてください。

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