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2022年12月16日

注文住宅で和モダンな家にするにはどうすれば良い?ポイントを紹介します!!


 どのような雰囲気の家にするかは、家づくりにおいて多くの人が悩むポイントの1つでしょう。
なかでも、和モダンな雰囲気の家は安定して人気があります。
 そこで今回は、和モダンな雰囲気の注文住宅を建てるにはどうすれば良いか、ポイントをご紹介します。
参考にしていただければ、幸いです。

 

□和モダンな家とはどのような家?人気の理由は何?


 和モダンな家とは、シンプルかつ現代的なデザインの中に、和のテイストを取り入れて合わせたデザインの家のことです。
単に和風なデザインの家や、和洋折衷なデザインであることとは少し異なります。
 例えば、障子や畳などを現代的な様式の室内に取り入れたり、現代的な家具や建具を和風の家に置いたりすると和モダンな家と言えるでしょう。
他にも、古い日本家屋によく使用されていた、漆喰のような自然素材を取り入れるのも和モダンと言えます。


和モダンの家が人気であるのは、以下のような理由があるからです。

・シンプルなだけでなく、和のテイストが落ち着いた雰囲気を演出してくれる
・センスを活かしたアレンジがしやすい
・機能的でシックな雰囲気の中にも、温かみを感じられる
・和のテイストを取り入れているため、海外でもインテリアとして人気


 シンプルなモダンさと和のテイストが総じて相性が良いため、一定の人気を誇っているのでしょう。
また和モダンの家は、装飾性の高いデザインと比較して、作る際のコストを抑えやすい点もメリットとして挙げられます。
 建築方法や建築資材を工夫することで、通常のデザインよりもコストを下げて家を建てられる可能性もあります。


 

□和モダンな外観にするためのポイントを紹介します!


 

*外構に統一感をもたせる


 建物そのものだけでなく、エントランスやお庭など外構にも統一感をもたせると良いでしょう。
庭に和風の木を植えたり、玄関までの道に石畳などを取り入れたりすると、和モダンな外観に仕上げられます。


 

*屋根の形にこだわる


 和モダンな外観にするために重要なことの1つが家の形状です。
家の形状は、どのような形の屋根にするかで変わるので重要なポイントと言えるでしょう。
和モダンな家によく使われる屋根は4種類あります。


 まず、最も一般的なのが三角形の切妻屋根です。
建物の両側に向かって均等な流れをもつ、普遍的な形になっています。
日本には木造住宅が多いため、昔からよく使用されている形の屋根です。


 次に、水平で四角い形をした陸屋根が挙げられます。
陸屋根は、厚みを演出できる点と複数で高さを変え、豊かな表情を演出できる点が魅力です。


 そして、1つの方向に流れるような形状の片流れ屋根も、和モダンな家によく使用されます。
片流れ屋根は、屋根の角度によってイメージが変わるため、家全体のデザインを決める鍵となるでしょう。
設計次第では、雨や日光などの環境へ配慮できます。


 最後に、家の四方に向かって流れるような形状の寄棟屋根です。
これは、先に述べた切妻屋根よりも高さを抑えることで重厚感をもたせられる点が魅力です。


 

*使用する素材と色選びを工夫する


 外観には、木の魅力を効果的に使用したデザインがおすすめです。
柱や扉、玄関の一部に木の素材をアクセントとして取り入れると、和モダンな外観を作り出せます。
 また、ダークグレーやブラウンといった彩度が低く落ち着いた色や、少しくすんだ色を基調とすると、シックでお洒落な雰囲気を演出できるでしょう。


 

*和風のパーツを取り入れる


 和風のパーツを取り入れると、和モダンな雰囲気を作り出しやすくなります。
例えば、家の扉を引き戸にしたり、窓や玄関前に格子を取り入れたりすると和の雰囲気を強く印象付けられるでしょう。
縁側やウッドデッキを取り入れることで、自然に屋内と屋外を繋げます。


 

□和モダンな注文住宅を建てる際に注意が必要な点は何?


 和モダンな注文住宅を建てる際に注意が必要な点は3つです。


 1つ目は、断熱性を高くするための工夫を取り入れることです。
和の家は、冬に室内が寒くなる弱点があります。
そのため、和を取り入れるために木の柱を各所で使うのであれば、外断熱を高めたり気密性を高めたりするなどの工夫をすることをおすすめします。


 2つ目は、こだわりたい箇所にメリハリをつけ、コストを抑えることです。
和モダンの家は、方法次第でコストを抑えられますが、こだわりすぎると逆にコストが高くなる場合もあります。
例えば、内壁を漆喰で仕上げたいと考えた際には通常の壁紙より3、4倍費用がかかることもあるのです。

 一方で、フローリングに椋木の杉板を使用すると、複合材のフローリングを使用するよりも安く済まされることもあります。
このように、こだわる場所によってコストが変わることには注意が必要でしょう。


 3つ目は、太陽光との関係性に着目することです。
太陽光を有効活用することで、和モダンの家をよりよく使用できるでしょう。
 例えば、庇や軒を取り入れると、夏は強い日差しを遮って、冬はうららかな日差しを取り入れやすいです。
軒は長いほど屋根の面積が広くなる仕組みですので、太陽光発電のパネルを設置するのにも適しているでしょう。


 

□まとめ


 今回は、和モダンな住宅とは何か、建てる際のポイントや注意点についてご紹介致しました。
自然素材や和のテイストを適度に取り入れることで、素敵な和モダンの家に仕上がります。
 外観やインテリアに工夫を凝らし、理想のお住まいを実現させてください。

 注文住宅やリフォームに関する質問やお悩み等がございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。
お客様の理想のお住まいのために、丁寧にお手伝いさせていただきます。
蓮田市・伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅を検討している方は、ぜひご相談ください。