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2023年1月13日

新築住宅にも虫は出る!その理由と虫対策について解説します

 
 特段虫が嫌いなわけではなくても、家に虫が出ると嫌な気持ちになりますよね。
それが建てたばかりの新築住宅ならなおさらです。

 しかし新築住宅に虫が出るのにはきちんとした理由があります。
そこで今回は、新築住宅に虫が出る理由とその対策について解説します。
当記事が、家を建てたばかりの皆様の参考になれば嬉しいです。

 

□実は虫が発生しやすい新築住宅


 一般的に、築年数の古い建物や、飲食店の周辺、自然に溢れた地域では虫が出やすいといわれています。
だからこそ、建てたばかりの新築住宅に虫が出たらショックですよね。

 しかし新築住宅に虫が出ることは、周辺環境だけでなく、新築住宅そのものに原因があることもあるのです。
ここでは、新築住宅に虫が発生しやすいといわれる理由を解説します。

 建築から約1年から2年程度は、基礎のコンクリートや木材の乾燥が終わっておらず、湿気を帯びています。
これは時間の経過とともに乾燥していきますが、材質が湿潤している状態の初期の住宅は虫や害虫にとって
居心地の良い環境となってしまうため、そこに虫が住みつき、新築住宅での暮らしの中に登場するのです。
つまり、新築住宅に虫が現れても、「汚い」というわけではないことは理解しておきましょう。

 

□害虫の侵入経路とは?


 とはいえ、せっかくの新築住宅に虫が現れるのは嫌ですよね。
そこでここからは、害虫の侵入経路について解説します。
虫や害虫の多くは、玄関ドアや窓の隙間、網戸の隙間やドアや窓を開けた際に室内に侵入します。
他にも、衣類や段ボールに付着して侵入することも。
特に気温の高い夏場は大型の虫や害虫も侵入してくるため、その対策を知っておくべきでしょう。

 

*虫の侵入経路と住処について種類ごとに解説します


 まずはゴキブリです。
その見た目と動きの速さから、家に出てほしくない虫として圧倒的トップに君臨しているゴキブリですが、夏には大量に発生するため、
出会ったことがないという人は少ないのではないのでしょうか。
そんなゴキブリは、暗くてジメジメしたところに潜伏します。
そのため新築住宅に出現する可能性は大いにあるといえます。

 次はチャタテムシです。
こちらは衣類や段ボールに付着して家に侵入します。
この虫自体は人間に害はないものの、ダニの餌となりダニの繁殖を助けることに繋がります。
こちらも高温多湿の環境を好むため、新築住宅にも潜伏しやすいといえます。

 次はイエダニです。
イエダニは人間やペットに寄生し、家の中の特に暗い場所で繁殖を始めます。
その一生の中で100個の卵を産むともいわれるイエダニは、駆除しない限り家の中で増え続けてしまうので注意しましょう。

 最後はコクヌストモドキです。
コクヌストモドキは、新築住宅で使われる建材や材料の匂いを嗅ぎつけて侵入すると言われています。
こちらは食品に害をもたらす害虫であり、特に穀物を好んで食べます。
新築住宅を購入した方は、特にその出現に注意しましょう。

 

□新築の虫対策の方法を解説します!


 新築住宅に虫が浸入するのを阻止するために何ができるでしょうか。
ここからはその対策を3つ解説します。

 

*湿度を上げない


 虫は水分や湿気のある環境を好みます。
そのため湿度を上げないような工夫をすると良いでしょう。
守るべき湿度の目安は50%です。

 梅雨はもちろん、冬に結露のできやすい住宅では湿度が上がりやすいといえます。
除湿のための方法としては、部屋の換気、除湿剤の設置、エアコンの除湿機能を使用する、扇風機やサーキュレーターを使用する、
結露をこまめにふき取るなどが挙げられます。

 

*侵入経路を絶つ


 室内の虫を減らすには虫を家の中に侵入させないことも大切です。
そのためも、庭や家の周りの雑草はこまめに刈った上で、除草剤の散布も行うと良いでしょう。
隣が空き地で勝手に手を出せないという場合は、窓や網戸に防虫剤を置いておくことも侵入を防ぐ上で効果的であるといえます。
上記の通り、虫はわずかな隙間からでも侵入できます。
特に掃き出し窓を半端に開けてしまうと、網戸とサッシの間に隙間ができることもあるので注意しましょう。

 ただし、どんなに対策をしていても100%侵入を防止することはできません。
ある程度の侵入経路遮断対策をした上で、他で紹介している増やさないための工夫を実践しましょう。

 

*ごみを溜めない


 出たゴミは室内に溜め込まず、こまめに処分しましょう。
三角コーナーの生ゴミや排水溝の汚れなど、キッチン周りのゴミを溜めてしまうとコバエなどが発生する原因に。
ごみは、虫が発生するというだけでなく、悪臭の原因にもなるため、自分の自治体の分別を把握し、こまめに捨てることが大切です。

 上記にも記載した通り、段ボールや新聞はきれいに見えても虫の卵が付着してるなど、虫の侵入経路のメインともいえます。
これらのゴミを長い間放っておくと、隙間に付いている虫が室内で繫殖してしまう可能性もあるため、新聞や段ボールはすぐに捨てることを基本にして、
清潔な状態を保ちましょう。

 

□まとめ


 今回は、新築住宅に虫が出る理由とその対策について解説しました。
新築住宅にこそ害虫が出る可能性があり、その侵入経路を知り遮断する必要があります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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