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2023年8月4日

小上がり和室の魅力と空間を広く感じさせるコツを解説!



最近、小上がり和室は多目的に使えて、収納スペースが増えるため、子育て世代にとって大変人気があります。
一方で、圧迫感を感じるなど小上がり和室を取り入れて後悔された方も一定数いるのではないでしょうか。

そこで、今回は、小上がり和室の魅力と空間を広く感じさせるためのコツをご紹介していきます。
小上がり和室を検討されている方はぜひこの記事をご参考にしてみてください。

 

□小上がり和室について


小上がり和室とは、1階や2階の床面に高さを設けて小上がりになった和室のことです。
リビングの空間に和室を取り入れることで和の雰囲気を演出でき、アクセントのある空間に仕上げることができます。
部屋の内装にメリハリが付くため、きちんとした和室は不要だけど、インテリアにこだわりを持ちたい方にはぜひおすすめです。

 

□小上がりを設置するメリット・デメリット


小上がり和室には、大きな2つの魅力があります。
小上がり和室は、収納する場所を確保できたり、くつろぐスペースとしても活躍できます。

 

*収納スペースが出来る


畳の下に収納が作れることが大きな魅力です。
小上がり和室の段差部分には収納スペースを設けられます。
段差部分の収納スペースに、子どものおもちゃや日用品、扇風機のような季節家電などを収納できます。

これらのモノを小上がりスペースに収納しておくことで、家の中をスッキリとした印象にできます。
子どもがいる家庭にとって収納スペースが増えるため、小上がり和室を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

*ふとした時に便利


日常のさまざまな場面で、小上がりの和室は役に立ちます。
例えば、小上がりの和室でくつろげるだけでなく、子どもが遊んだり、仕事をしたりとさまざまな目的で使用できます。

また、掃除の手間が省けます。
なぜなら、リビングの床より高いためリビングのホコリやゴミが入りづらいからです。
このように、小上がり和室は日常のあらゆる場面で役に立つので、おすすめです。

ただし、小上がりの段差の高さに注意点しましょう。
特に、小さな子どもやお年寄りが住んでいる家庭は注意が必要です。

小さな子どもがいる家庭の場合、小上がり和室は子どもの遊び場や昼寝の場として有効に使える場所である一方で、段差からの落下や転倒の危険があり、大きな事故につながる可能性があります。
そのため、小上がり和室の段差を低くすることや子どもの成長に合わせて小上がり和室を取り入れるなど工夫が必要です。

また、お年寄りがいる家庭の場合、特に足が不自由な方や車いすの方だと、小上がり和室を住宅に取り入れることでフラットなスペースが減ります。
その結果、つまづいて転倒してしまう恐れがあります。

バリアフリーを必要としている方にとっては不便に感じる場面も出てくるため、小上がり和室を取り入れる際は家族間の話し合いなどを通じて検討されてみてはいかがでしょうか。

 

□小上がりの和室を広くさせるには収納、窓、扉を工夫


小上がり和室は、収納や多目的で使えるスペースという理由から採用する人も多いのではないでしょうか。

一方で、小上がり和室を取り入れることで空間が狭く感じる方も一定数おられます。
そこで、小上がり和室が狭く感じてしまう原因を確かめ、空間を広く感じるためのコツについてご紹介します。

小上がり和室が狭く感じる理由として、段差があることで部屋の一体感が低下してしまい、圧迫感を感じやすくなることが挙げられます。

一般的に目線が上がって壁の見える範囲が少なくなることで圧迫感を感じて狭く見えると言われています。
そのため、小上がり和室の場合はフラットな部屋に比べて段差がある分、壁の見える範囲が少なくなり、圧迫感を感じやすいのです。

そこで、空間を広く感じるためのコツとして収納や扉、窓を工夫しましょう。

 

*収納


小上がりの収納スペースに吊り押入れを取り入れることです。
小上がり和室の収納スペースは基本的に床下が多いのですが、壁の見える範囲を広げるために吊り押入れを採用してみてはいかがでしょうか。

 

*扉


扉は建具が3枚になっている引き戸を使用してみてはいかがでしょうか。
扉を全開にすれば、和室の入り口が全て見えるため、開放感があり、空間を広く見せられます。
また、扉を設置しないという選択も空間を広く見せるコツとして有効な手段です。

 

*窓


小上がり和室には出来るだけ大きめの窓を設置しましょう。
日当たりがいいと和室が明るくなり、空間が広く感じやすいです。
また、窓の外の景色が見えるため、空間が広く見えるという視覚的効果も期待できます。

ぜひ、小上がり和室に圧迫感を感じた方は、収納や扉、窓といった部分から変えてみてはいかがでしょうか。

 

□まとめ


今回は小上がり和室の概要についてご紹介しました。
小上がり和室は日常のさまざまな場面で使えるスペースであるため、非常に便利です。
小上がり和室の課題であった開放感も窓や扉、収納などを工夫することで解決できるのではないでしょうか。
当社では、伊奈町・白岡市・久喜市周辺で住宅にお困りの際はぜひご相談ください。