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2023年7月7日

注文住宅における資金計画の立て方について解説!



注文住宅では、外観、内装、間取りなど考えることがたくさんありますが、何よりも大切なのは予算と資金計画です。
資金計画に失敗すると予算オーバーになってしまい、せっかく新しく建てた新築を失ってしまう可能性もあります。
そこで、今回は注文住宅の資金計画について解説します。

 

□資金計画に失敗するとどうなる?


注文住宅を建てる時にしっかり予算内で抑えるためには、資金計画を綿密に立てることが大切です。
資金計画を間違えてしまうと、住宅ローンの返済が滞り、最悪の場合念願のマイホームを失ってしまう可能性もあります。

 

□資金を準備する方法


注文住宅の購入に必要な資金を集める方法は以下のようなものがあります。

・住宅ローン
資金を現金で準備できない時は、住宅ローンを利用するのが一般的です。
住宅ローンは金融機関によって金利や保証料、事務手数料などが異なります。

・自己資金
貯金や保険の満期、退職金などのまとまった資金が準備でき、住宅ローンを利用しない場合は利息を支払う必要はありません。
ただし、資金は日々の生活を送るためにも必要になるので、バランスを考えましょう。

・親族の援助
親族から資金の援助を受けるという選択肢もあります。
援助の形は、金銭の場合や土地の譲渡などがあります。

 

□注文住宅の資金計画の決め方!


注文住宅の資金は次の3つのプロセスで決められます。

 

*自己資金を検討する


まずは自己資金をどれくらい用意できるのかを検討します。
自己資金は一般的に、住宅資金全体の20%以上が望ましいとされ、住宅ローンを借りられる場合でも100万円以上の自己資金は用意できると安心です。

頭金が多いほど住宅ローンの返済は楽になる一方で、預金を全て自己資金に費やすと、住宅以外の出費に対応できなくなる可能性があります。
日々の生活に支障をきたさない範囲で自己資金を設定しましょう。

住宅以外の費用は、家族のライフプランに沿って考えることが大切です。
以下のような観点を意識して、長期的な視点で検討を重ねましょう。

・子供の習い事や部活、進学費用などの教育費はいくらかかるか
・車の買い替えや車検の維持費
・旅行などの出費
・自分たちや両親の老後に必要となる資金

 

*住宅ローンの借入額を決める


次に住宅ローンの借入額を決めます。
借入額を検討するときは「無理なく返済できるのはいくら」「いくらまで貸してくれる」という両面から検討するのが大切です。

・無理なく返せる金額

まずは無理のない月々の返済額を見極めます。
現在支払っている管理費や家賃、駐車場代をベースに考えると検討しやすくなります。
また、予算のシミュレーションをしてくれるサイトもあり、それもおすすめです。

・借りられる金額

借りられる金額は年収倍率という指標が最もわかりやすいです。
現在では、住宅ローンの上限は年収の6~7倍近くといわれております。
また、金融機関による審査では勤務先・雇用形態・勤続年数・年齢・返済負担率・資産状況なども判断材料となります。

 

*ライフプランをイメージしてから住宅ローンを選ぶ


住宅ローンには様々な種類があるため、ライフプランを想像してから、金利タイプや返済期間を決めるのが大切です。
以下の事を意識して住宅ローンを選びましょう。

・返済期間は何年にするか

住宅ローンには、最長で35年まで、かつ完済時の年齢が80歳というルールがあります。
返済期間を短くしすぎると月々の返済額が多くなって生活を圧迫しますが、逆に返済期間が長すぎると退職後も住宅ローンを返済しなければならないかもしれません。
そのため、住宅ローンを考える際は年収の増減や退職金も考慮して考えることが大切です。

・金利のタイプはどれにする

住宅ローンには固定金利と変動金利の2種類があります。
固定金利にはさらに、ずっと金利が変わらない全期間固定金利と3年・5年・10年といった固定金利を選択し、固定金利が終了したら再び固定金利か変動金利を選択するタイプがあります。

2023年2月の段階では、変動金利を選ぶと当面の金利は低くなりますが、金利が上がると返済額が増えるため、安心感を重視し、全期間固定金利を選ぶ人もいます。

・誰の名義で借りるか

借入額を増やしたい場合は、共働きをしている夫婦2人がそれぞれ住宅ローンを組んで返済するペアローンという選択肢があります。
ペアローンは夫婦のどちらも住宅ローン控除が適用となるメリットがあります。

また、一つのローンを共同名義で返済する方法や連帯保証人になるという方法もあります。
更に、二世帯住宅の場合は、親子で住宅ローンを払うリレーローンという方法もあります。

 

□まとめ


本記事では、注文住宅における資金計画の重要性と資金を集める方法、資金計画の立て方について解説しました。
資金計画は、特に住宅ローンや名義についてはとても複雑で自分で決めるのは中々難しいため、専門家に相談してみるのも良いです。
伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。