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2024年2月19日

注文住宅の総費用はどれくらい?家を建てる際には費用計画と節約術が大切です!



注文住宅を建てることは、多くの人にとって一生に一度の大きな投資です。
特に計画的で将来への安定を求める人々にとって、注文住宅の総費用は、家族の未来に大きな影響を及ぼします。

しかし、具体的な費用内訳や、どのようにして予算を効率的に管理すれば良いのかわからない方は多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、注文住宅にかかる総費用の内訳や資金計画を立てる際のポイントを解説します。

 

□注文住宅の総費用は?


注文住宅の総費用は、大きく土地購入費、本体建築工事費、付帯工事費、諸費用の4つに分けられます。
それぞれの内訳を理解することで、どこにどの程度の費用がかかるのかを把握し、無駄な出費を避け、効果的な予算を配分できます。

 

1:土地購入費の内訳

所有地がない場合は土地を購入することから始めます。
土地購入には土地取得費、不動産会社への仲介手数料、印紙代、登記にかかる登録免許税、司法書士報酬、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などが含まれます。
これらの費用は地域や土地の特性、取引の規模によって異なるため、具体的な金額を把握することが重要です。

 

2:本体建築工事費用の内訳

家そのものを建築するための本体工事費用もかかります。
この費用には仮設工事、基礎工事、木工事、内外装工事、設備設置工事、設計料などが含まれます。
これらは家を建てる上で大きな費用を占めており、選択する材料や仕様によって大きく変動します。

 

3:付帯工事費の内訳

家本体以外にも外構工事、水道管、ガス管引き込み工事、照明やエアコンの購入、取り付け工事、古い家の解体費などの費用がかかります。
これらは家を快適に、また機能的に使うために必要な工事ですが、費用計算の中で忘れがちであるため注意が必要です。

 

4:諸費用

建物やその周辺の建築工事以外にも費用はかかります。
これには契約にかかる手数料や印紙代、ローンに関する費用、保険料、地鎮祭や上棟式の費用、家具や家電の購入費、引っ越し代などが含まれます。
これらも合わせると思いのほか、大きな額になることが多いため、事前に把握しておくことが重要です。

 

□注文住宅を建てる際にかかる諸費用を削減しよう!


注文住宅を建てる際には、多くのことに費用がかかります。
そのため、費用を節約するためのコツを知っておくことが大切です。
ここでは、注文住宅を建てる際にかかる諸費用を節約する方法について解説します。

 

*保険料を見直す


火災保険は、必ずかかる費用です。
火災保険は契約時に多くの金融機関で加入が義務付けられていますが、保険の内容をしっかり検討し、不要な補償を外すことで保険料を節約できます。

 

*ローン保証料を見直す


ローン保証料は借入金額に保証料率をかけて計算されます。
そのため、頭金を多く入れることでローン保証料を減らせます。
この時、注意したいことは、全期間固定金利型住宅ローンの「フラット35」にはローン保証料がかからないことです。

 

*引っ越し代を抑える


引っ越し代は、できるだけ節約したいところです。
引っ越しを業者に依頼する場合は、引っ越し代が高騰する3月を避けることで、引っ越し代を抑えられます。

 

□注文住宅の資金計画を立てる手順


 

1:自己資金額を決める

注文住宅を建てる際には、自己資金(頭金)を用意する必要があります。
一般的には、総費用の20パーセント以上が自己資金でまかなえることが望ましいとされています。
無理のない範囲で自己資金を決定し、その上で住宅ローンを利用する金額を検討しましょう。

自己資金を多くすれば、住宅ローンの返済は楽になりますが、いざ大金が必要になった際に困る可能性があります。
将来の教育費や車の買い替え、旅行費用なども考慮して、資金計画を立てることが重要です。

 

2:住宅ローンの借入額を決める

住宅ローンの借入額を検討する際には、返済可能な額を考える必要があります。
現在の家賃や管理費、駐車場代などを基準にして、無理のない月々の返済額にしましょう。

また、金融機関が貸してくれる金額は、年収倍率が基準になっています。
借りる人の勤務先、勤続年数、資産状況などさまざまな要素が、金融機関が貸し出す金額の判断に使われているのです。

 

3:住宅ローンの返済期間・種類・名義を決定する

住宅ローンは多種多様にあります。
返済期間や金利のタイプ、誰の名義で決めるかなど、自分の将来の計画を考慮しながら決めることが重要です。

返済期間は最長で35年までありますが、完済時の年齢には制限があるため、自分の年齢や家族の状況を考慮して決めましょう。
金利は、固定金利、全期間固定金利、変動金利の3種類から選べます。
変動金利の場合、市場金利が上がれば返済額も増えるため注意が必要です。
そして、夫婦共働きの場合には、ペアローンを利用することで借入額を増やせます。

 

□まとめ


注文住宅を建てることを計画する際、総費用の把握をすることと、実現可能な資金計画を立てることは、夢のマイホームを実現するために重要なポイントです。

この記事では、注文住宅にかかる総費用の内訳と、諸費用を削減するためのポイント、さらには資金計画の大切なポイントを解説しました。
注文住宅の購入を検討中の方は、ぜひ当社までご連絡ください。