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2020年10月25日

災害対策についてご検討中の方へ!家庭用発電機について解説します



災害大国、日本。
日本に住んでいると、地震をはじめとしたさまざまな災害に遭遇します。
そして地震や台風といった災害は、しばしば停電という2次被害をもたらします。
日本に住むうえでは、停電対策も必須なのではないでしょうか。

しかし、「では実際にどのように対策するのか」と考えたとき、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、災害対策に役立つ「家庭用発電機」についてご紹介します。

 

□災害対策になる家庭用発電機とは?


*災害時にどんな苦労をすることになるのか?


まずは災害でどのような問題を抱えることになるのかを確認しておきましょう。
災害による停電を経験した方からは、以下のような感想が聞かれます。

・懐中電灯だけでは暗かった
・電池で動く道具を使っても、電池が持たなかった
・携帯の充電ができなかった
・真冬(真夏)なのに、エアコンが使えなかった

このように、停電は想像以上のストレスになります。
災害はいつ発生するか分からないため、つねに備えておく必要があるのです。

 

*家庭用発電機についてご紹介!


家庭用発電機とは、その名の通り自宅で利用している電力に加えて、別の電気が作れる機器になっています。
家庭にも発電機を取り入れるようになった背景として、近年防災や環境への意識が高まってきたことがあります。

台風や地震のような自然災害で停電になった場合、懐中電灯だけでは暗く電池ももたないといった悩みがありました。
そこで、家庭でも使える小さなサイズから本格的に電力を補給できる装置まで、顧客の悩みに合わせた発電機がたくさん出てくるようになりました。

以前はキャンプやDIYを行う方が、家庭用発電機を購入する傾向にありました。
しかし現在では発電機の種類が増えたことや防災への意識が高まったことなどにより、自宅にも導入する方が増えてきています。

 

□水発電機とは


ここまでで家庭用発電機の特徴や必要性について紹介してきましたが、続いて家庭用発電機の1つである水発電機というものについてご紹介します。

水発電とは、塩水とマグネシウムの化学反応で発電し、LEDライトやスマートフォンといった製品に応用できる次世代の再生可能エネルギー発電と言われています。
海や川、雨などで得られる水を利用して発電できるため、地球にも優しい発電機となっています。

また、インゴットに加工したマグネシウムカートリッジと塩水を交換すれば何度でも発電できることも魅力的でしょう。
室内で安全に発電できる装置が欲しいという方にはおすすめと言えます。

 

□災害対策で家庭用発電機を準備するメリット


1.家族や友人への連絡・安否確認に使える
大規模災害が発生すると、1週間以上電気が繋がらない事態に発展することも。
発電機があることで、継続的にスマホやPCを使用できるようになります。
継続的に連絡を取り合えることは、被災者とその関係者双方にとって安心になります。

2.暑さ・寒さ対策ができる
災害は、いつ発生するか分かりません。
寒い冬や暑い夏に電気が使えないと非常に苦労することは、容易に想像できます。
場合によっては、2次被害につながってしまうことも。
家庭用発電機があれば、いつ発生するか分からない災害にも対応しやすくなります。

3.明かりを使える
照明が使えない不便さは想像以上のものです。
懐中電灯を使うにしても明かりの量が足りなかったり、電池が持たなかったりといった問題が発生します。
家庭用発電機を備えておくことで十分な明かりを継続的に使用でき、非常時も平常時に近い生活ができるでしょう。

4.災害時以外にも使える
家庭用発電機は、実は災害時でなくても便利です。
フードトラックやお祭りの屋台などで使用されているのを見たことがある方は多いかもしれません。
たとえば家族でアウトドアをするときも、家庭用発電機が活躍するでしょう。

 

□家庭用発電機を選ぶときのポイント


実際に家庭用発電機を買うとなると、どれを買えばよいのかわからなくなることもあるのではないでしょうか。
最後に、家庭用発電機を買うときに判断基準となるポイントを確認していきましょう。

 

*スペック


停電対策のための非常用電源に求めたい要素で最も重要なのが、「どれくらい電気を使えるか」というスペックです。
この判断をするための指標が、「定格出力」です。

定格出力とは、安定的に出し続けられる電力エネルギー量を表す指標です。
定格出力が大きければ消費電力の多い電化製品を動かせますが、反対に小さければ電化製品を動かせないケースもあります。

なお、消費電力の他に考慮したいものとして「起動電力」があります。
これは名前通り電化製品を起動するために必要となる電力ですが、一般に起動電力は消費年力と同等または消費電力よりも大きいです。
そのため、起動電力についても必ず確認しておきましょう。

以下に主な消費電力と起動電力を載せますので、参考にしてみてください。

・照明:消費電力約50W、起動電力約50W
・携帯電話:消費電力約15W、起動電力約60W
・ノートPC:消費電力約25W、起動電力約25W
・電気ポット:消費電力約450W、起動電力約450W
・テレビ:消費電力約140W、起動電力約140W
・ヒーター:消費電力約800W、起動電力約800W
・エアコン:消費電力約1200W、起動電力2200W
・電子レンジ:消費電力1100W、起動電力約1430W
・家庭用冷蔵庫:消費電力約260W、起動電力約1000W

 

*持ち運びやすさ


自然災害によっては、自宅から移動して家庭用発電機を使用するケースも考えられます。
たとえば地震による津波で家が浸水し、避難を余儀なくされることもあるでしょう。
ここで考慮したいのが「持ち運びやすさ」となります。

持ち運びやすさを左右する要素は、以下の通りです。

・サイズ
・重さ
・形状

ぜひこれらの点にも気をつけてみてください。

 

*使用環境の幅広さ


いざ使用するときに重要となるのが、「使用環境の幅広さ」という観点です。
たとえば防水性能が低ければ、屋外で使用することは困難です。
また大きな音・排気ガスが出るタイプだと、屋内で使用するのが難しくなります。
以上をふまえると、一般に「周囲に悪影響を与えないこと」または「防水性能が高いこと」のいずれかは必須要件かもしれません。

さらに、寒冷地の場合は低温下で運転できるかが重要となりますし、沿岸部であれば塩害の影響を受けないことが重要となります。
お住まいの地域に沿ったものを選ぶようにしましょう。

 

*メンテナンスの手軽さ


家庭用発電機は、いざというときのために常にコンディションを整えておかなくてはなりません。
しかし、そのような場面に遭遇しない限り、使わないアイテムでもあります。
そのためメンテナンスが面倒に感じられがちです。
メンテナンスが容易なものを選ぶと良いでしょう。

[caption id="attachment_825" align="alignnone" width="300"] DCP PHOTO[/caption]

 

□まとめ


今回は、電力を補給するのに使える家庭用発電機について解説しました。
家庭用発電機は、今では災害時の備えとして持っておきたい機器の1つです。
家庭用発電機の選び方に困った際はぜひこの記事を参考にしてください。

当社は、伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅の建築を行っています。
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